免疫力アップに抜群の効果~自然界の放射性物質にまみれるラジウム温泉は柔らかいお湯でした
最近近くにあるラジウム温泉に行ってきました。広島県の廿日市市にある潮原温泉です。ラジウム泉は放射能泉と呼ばれ放射能を出しています。この放射能は自然放射性物質から放出されており、進化の過程で自然放射性物質が体に入っても無害化するようになりました。温泉にある自然放射性物質とそれから放出される放射能は免疫力アップに非常に効果的です。
お湯が自然に湧いているラジウム温泉は、基準の13倍強のラドンを含んでいます。温泉水を飲むと免疫力がアップする効能があるとされています。また湯治といって、病気の治療のために温泉に浸かったり飲んだり、蒸気を吸ったりということがかなり昔から行われてきました。私たちは西洋医学のお医者さんに診察してもらうので、温泉の効果はあまり意識しする機会がありませんが、実はものすごいパワーがあるようです。
色々な性質の温泉がありますが、入浴によって痛風に適応症が認めらるのは放射能泉だけですし、入浴が慢性胆のう炎、胆石症に効くのも放射能泉だけです。実は放射能泉は、お湯につかるよりも、吸入の方が効果が高い温泉と言えるようです。温泉に浸かって呼吸しているだけで口と鼻を通してラドンが入ってきます。また温泉を飲むということも推奨されていて、飲めるようになっています。
とにかくお風呂の温度が苦手なので、普通は頑張って入っても5分くらいですが、潮原温泉のラジウム温泉は熱くなくて15分でも平気で入れました。お湯が柔らかくて肌に気持ち良い感じが今でも残っています。
このように放射能泉は他の温泉とは違う特徴を持ち、さらに他の泉質と比べて、多くの症状を改善できるので昔より「万病の湯」として信仰の対象になることも多い特別な温泉です。
ラジウム温泉のホルミシス効果で癌発生が減る
放射線は微量であれば決して毒ではないどころか、生命の活力を刺激して、健康効果が抜群に大きいのです。この現象に対して微量の放射線はホルモンのように作用するという意味でホルミシス(放射線のホルミシス効果)という考えが提唱され、研究も行われるようになってきました。
しかし未だに日本の学会の一部では、放射線はわずかでも危険だという考え方をしている研究者が多くいます。しかし、日本を代表するラジウム温泉である三朝温泉は、37年間にわたる研究から、三朝地域のガン死亡率が全国平均の2分の1であるとわかっています。
このようなラジウム温泉や岩盤浴の地域では、温泉や土壌、岩盤から発生するラドンや微量の放射線が、肉体が本来持っている自然治癒力を刺激・活性化しています。
三朝温泉は有名なラジウム温泉
日本で有名なラジウム温泉といえば、比較的近くでは鳥取県の三朝温泉、山梨県の増富温泉、それと岩盤浴の玉川温泉などの3大温泉が特に有名です。特に玉川温泉は古くから「難病を治す」とされて多くの難病の方が湯治をしてきた温泉です。
玉川温泉の医学的効果は「玉川温泉研究会」という会が発足するほどで、多くの学者によって数々の臨床的研究が実施されてきました。
インターネットの通信販売サイトに注意しましょう
また、インターネットの通信販売サイト等には、家庭の浴槽の湯に鉱石やセラミック製のボール等を浸漬することによってラドン温泉やラジウム温泉になる等とうたって販売されている商品があります。
いずれも風呂に入れるだけで「ラドン(ラジウム)温泉になる」との振れこみで販売されている商品は、温泉の定義から外れるもので、使用した風呂水のラドン・ラびません。注意しましょう。
怖いのは人工放射性物質
遠くはチェルノブイリ原発事故、最近では福島原発事故により人工放射性物質が排出されました。原発事故でまき散らされる人工放射性物質は自然界に存在しないものです。この人工放射性物質が体内に入れば、体外に排出できず内部被爆をしつづけるのです。外部の放射能のの許容量が20ミリシーベルトに引き上げられたのには驚きましたが、子供たちの口や目や鼻から体内に入り込んだ放射性物質は、体内に蓄積されたままで、ずっと体の内側から破壊していくのです。