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高血圧と低体温との巧妙な関係を知らないと命とりになるかも


高血圧で低体温

人は体温を一定に保つために、日々の代謝のうち75%というもの凄いエネルギーを使うそうです。

高血圧の場合血液を全身に巡らせる力が強いので、体温は高くなります。それが普通なのですが、高血圧で低体温(ここでは35℃台の体温を指します。)の人がいます。

低体温は酵素の働きが弱まり免疫力が低下するので、病気を引き起こす原因になります。あなたも体温と血圧を測定してみてください。

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もし高血圧なのに低体温(36℃未満)でしたら、低体温を改善することで高血圧も改善できる可能性があります。

冷え性は手や足などの末梢の毛細血管の血流が悪くて、冷えてる状態のことですが、低体温は、体の中心部の体温が低いことです。中心部の血液の温度までもが低い状態です。もちろん低体温で冷え性ということは当然のようにあります。

冷え性の場合は手足は冷たくても、体温計で測ると36℃以上あることも良くあるので、別のことと捉えてもいずれは低体温になる準備状態なんですね。どちらが深刻な状態かというと、もちろん低体温です。

 

低体温が原因となっている高血圧

低体温だと最低血圧が高い

血圧には最高血圧と最低血圧があります。最低血圧が高いタイプの高血圧は、心臓に血液が戻る能力が低いという特徴があります。血液が心臓に戻るときの血圧が最低血圧です。心臓に血液が戻りにくいと困りますよね。だから体は自然に最低血圧を上げて一所懸命心臓に血液を戻しているのです。

特に下半身は重力の影響が大きいので、血液が心臓に戻りにくい。最低血圧は心臓が収縮していない状態なので全身から血液が戻って行きます。

この時の血圧が最低血圧ですが、末梢の血管壁の抵抗を高めて、心臓に血液を戻そうとしているわけです。

低体温では血液中の脂質が固まり、血液がドロドロになります。カレーが冷えると脂が固まりますよね。それに似たような現象が血液でも起こるんです。そのため血液が流れにくくなっているのが低体温なので、最低血圧を上げる必要があるんですね。

少しぞっとします。合併症として血液中の脂質は血栓となり、心臓や脳の血管に詰まれば命の危険が生じるという厄介なことになります。

 

それに加えて、ストレスなどで交感神経が緊張すると血管が収縮するので、ますます血液が流れにくくゆっくりと流れる結果、更に血液の温度が下がってしまいます。

最低血圧(拡張期血圧)が高い人+ 低体温 =血液が心臓に戻りにくく血液の温度が下がる状態と考えましょう

 

高血圧で低体温の人は体温を上げれば、高血圧が改善する

体温は目に見える免疫力です。癌の人に低体温が多い理由は、免疫力が下がっているためです。最低血圧が高いと自分の免疫力が低い可能性があると判断して、体温を朝起きた時(1日で一番低い状態)、活動中、夜寝る前の3回、3日間測定してみましょう。

理想的な体温はワキで36.5℃です。これぐらいだと免疫のバランスが丁度良いのですが、36℃を割ってしまう低体温だと、酵素が活性化しにくいので代謝が悪い状態なのです。

朝起きられない人は低血圧ではなくて低体温。体温が上がるまで布団の中にいないと酵素が活性化しないためです。

最低血圧が高い人は低体温を疑い、体温測定で確認してみてください。低体温は冷え性とは違って体の中心が冷えていることなので、深刻です。あらゆる病気になる危険性があるからです。

低体温改善の具体的方法

まず、やらない方が良いことをやめるほうが簡単です。ギンギンに冷えたビールを飲むとか、空調で冷やしすぎるといったことは避けましょう。

冷たいものが大好きな人は、できるだけ温かいものを食べるといったことで、かなり改善されるはずです。そうしておいて、次のようなことをやってみましょう。

足、ふくらはぎを温めることで低体温を改善する改善する方法で最も簡単な方法は下半身を温める事です。温めて血流を良くします。

特にふくらはぎや足を温めましょう。血流が改善されれば、最低血圧も下がるし低体温も改善します。

 

スクワットで下半身の血流を良くして低体温を改善
もちろん、大きな筋肉を使ってたっぷりと熱を作り出す、下半身の筋肉を鍛える方法も良いですね。下半身を温めたり、スクワットなどの運動は、足腰の筋力も高めれる良い運動なのでおすすめします。

体を冷やす食べ物もできるだけ避けたいものです。

代表的なものに精白してある食材があります。白米、精製塩、白砂糖などは全て体温を下げます。体温が下がると免疫力が下がるので、できるだけ精製していない食材を食べるべきです。

そのほうが栄養価も高くお腹いっぱい食べずにすみ、肥満も防げるといった良いことづくめなんです。

ついでにいうと、加工食品や菓子パン、お菓子等に入っている食品添加物なども活性酸素をたっぷりと発生させたり、酵素を無駄に使いすぎたりして低体温の原因になります。

1年間に食品添加物を4~6キロも普通に食べてるので、体に良い訳はないんです。一つ一つの食品の添加物は問題にならないと言われますが、そういったものばかり食べてるのですから大問題なのです。

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