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食品添加物はみんなが大好き!~活性酸素の発生源~豚骨スープから明太子まで~


食事は生活習慣病を予防するためには最も配慮しなくてはいけない重要なものといえます。
食品添加物1白い粉
その食事で私たちはどれほどの量の「食品添加物」を口にしているか、誰も想像もできないでしょう。

やりくり上手の主婦は1円でも安い食品を探して、チラシを比較し「特売」を狙って家計をやりくりしています。

涙ぐましい努力には敬意を払いたいと思いますが・・・安い食品にはその理由があることを知ってもらいたいのです。

もちろん、食品添加物の害毒を声高に叫び、一切をやめようと呼び掛けるつもりはありません。そんな事は現代では不可能だからです。だからと言って無視して良い問題ではありません。

食品添加物の害毒そのものはラット・マウス実験以外には検証されているわけではないのです。

そしてラット・マウス実験は単品の添加物だけの実験であり、私たちのように大量に複数毎日食べる実験はされていないことに目を向けなくてはいけません。

実態は厚生労働省さえ把握していないということです

しかし、事実を知ることで、「この食品はやばいからやめておこう」とか「こちらよりこの食品にしておこう」 とかいう選択はできるようになりたいものです。

これはもう自己責任の領域として消費者に丸投げされています。何でも政府が良いようにしてくれると自己責任を放棄しているとツケを払うのは自分であり家族です。

少なくとも沢山の食品添加物が使われている認識だけは持ちたいものです。

そのためには、まず食品添加物の実態から把握していきましょう。

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
この記事は 安部司氏の「食品の裏側」を参考にさせていただきました。

誰もが美味しいと称賛する「とんこつスープは「一滴のとんこつスープも使わず」
食品添加物だけからできるという事実 を知っていますか?
数十種類の「小瓶」の中の「白い添加物」を調合するだけで作って見せますよという安部さん。

~え、そんなことができるんですか?

 

誰もが信じないほど。
一滴のとんこつスープも使っていないのに、匙加減一つで「誰もが美味しい」という「とんこつスープ」ができるんですよ。
(全ての食品添加物が自然界には無いという訳ではありません。)


とんこつスープを一滴も使わずとんこつスープを作れる食品添加物

食塩
グルタミン酸ナトリウム
5’-リボヌクレオチドナトリウム
たんぱく加水分解物
豚骨エキスパウダー 

ガラエキスパウダー
野菜エキスパウダー
しょうゆ粉末
昆布エキスパウダー
脱脂粉乳
ガーリックパウダー
ジンジャーパウダー
オニオンパウダー
ホワイトペッパー
甘草
リンゴ酸
ねぎ
ゴマ

これが現代の「安価」「簡単」な食品の実態なんです。
食品がどのように作られているか誰も知らないんです。

 

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食品添加物の危険性だけを騒ぐのでなく恩恵も同時に受けています。

 

自分で作れば2時間もかかるものを加工食品を使えば5分でできる。
皆がそれを望んだからこそ、食品添加物だらけの「食生活」になっています。

~確かに。便利で時間がかからないから、仕事、主婦、子どもの世話もできるんですから。

ドロドロのクズ肉が30種類の添加物をじゃぶじゃぶ投入してミートボールに蘇る

牛の骨から削り取る、肉ともいえない部分はペットフードに利用されています。そのままではミンチにもならず味も無い「牛肉」はものすごく安い。

 

ミートボールには20~30種類の食品添加物を使っています。もちろん肉はクズ肉。だからあんなに安くできるんですね。

ミートボールは食品添加物とクズ肉

「端肉」+「廃鶏ミンチ肉」+「組織状大豆たんぱく(人造肉)」+
味付けとして「ビーフエキス」+「化学調味料」+「ラード」+「加工でんぷん」
+「接着剤」+「乳化剤」+「着色料」+「保存料」+「PH調整剤」+「酸化防止剤 」

添加物でソースとケチャップらしいものを安く作って、これに加えて仕上げる

 

~エッ!そんなものを子どもたちは美味しい美味しいって食べてるんですか!!!!!

 食品添加物がどっさりと入っている代表食品

「明太子」 「漬物」 「練り物、ハムソーセージ」

明太子 柔らかくて色の悪い低級タラコがあっという間にピカピカの高級品になる

一晩添加物の液につけるだけで、あら不思議。赤ちゃんのようなつやつや肌に変身マジック

無添加の明太子に使っているものは何でしょう。

 

高級品だから自然の物しか使ってないですよね。
まず、タラコそのものを作っていくのに

①スケソウダラの卵巣  ②塩は何の塩だろう??・・・・

塩は 自然海塩といって海水を自然に天日で乾燥させたものを使ってるんですよ。

~え、普通に売っている塩じゃないんですね。
精製塩つまり一番安い食塩じゃあないんですね

そうです。うま味のある値段は高いんですが、自然海塩を使っているんです。

あとは、③純米みりん(みりん風調味料ではないですよ)、④純米酒(醸造用アルコールを入れていないもの)

純米みりんって普通のみりんとは違うんですか?
恥ずかしいけど知りませんでした。
純米酒、贅沢ですね。天然のものだけなんですね。

明太子に仕上げるには何を使うでしょう? 

~これもしょうゆぐらいはわかりますが・・・・

そうですね。醤油といっても丸大豆しょうゆ、
昆布だし、かつおだし、水あめ、唐辛子、これで全部です。

~本当に自然にあるものしか使ってないんですね。
ちょっと聞いていいですか?丸大豆しょうゆって、どんな醤油ですか?

良く聞いてくれました(笑)

収穫された大豆をそのまま丸ごと使うという意味です。
一般には脱脂加工大豆(大豆から油を搾油した後の大豆)を原料とした醤油が大半です。

~じゃあ、私たちが普通に食べている明太子は何から作られてるんですか。
さっぱりわからないので教えて貰えますか?

 

わかりました。驚いちゃあいけませんよ。

 

タラコを作るのに 

スケソウダラの卵巣  食塩(NACL)   合成着色料   ポリリン酸ナトリウム   アスコルビン酸ナトリウム    ニコチン酸ナトリウム    ソルビット      リンゴ酸ナトリウム   ミョウバン     乳酸カルシウム       酢酸ナトリウム      ミョウバン      乳酸カルシウム           酢酸ナトリウム GDL グリチルサン      ステビオサイド

明太子を仕上げるのに

[WARNING] グルタミン酸ナトリウム 5’-リボヌクレオチドナトリウム たんぱく加水分解物 アミノ酸液 ソルビトール 発酵調味料
唐辛子 [/WARNING]
10種類以上の化学調味料と食品添加物の白い粉を
膨大に入れてできるのが、あなたが大好きな明太子なんです。

 

因みに日本食品添加物協会からは次のような情報があります。
安部氏の言う事を批判する大学教授などもいるのですが、
現場から生活者へのメッセージとしての価値に変わりは無いと私は思います。

 

ラットやマウスなどの動物実験で、国際的な機関が無害と確かめた量(無毒性量)の通常1/100の量を、 毎日食べつづけても安全な量(1日摂取許容量)とし(リスク評価といい ます)ています。

さらに、この量よりずっと少なくなるように法律で使い方がきめられ ています(リスク管理といいます)。

つづきは次回

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