「笑い」を習慣づければ3週間で変化が出る
笑いにも色々な形がありますね。
「笑う」「嗤う」「笑いを取る」
怒らせるのは簡単でも、笑いを取ることは難しいことではないでしょうか。
笑いにはまず陽性の感情が伴ってきます。
それから表情が特有の緊張をしてきます。これを笑顔っていうんだけど緊張と笑顔という言葉は結びつかなかったですね。
自分自身を笑いものにするような自嘲や自虐などとの区別も実は他人には難しそうです。
この記事でいう笑いは自虐でも自嘲の笑いでもありません。
いくらぎこちなくても、自分自身に向かって本気で笑いかける事を狙いとしています。
笑いは他者(最初は母親あるいは養育者)との基本的信頼関係を築くためにあります。
人間として生きる上で、他者への信頼感は人生を生きていく上でとても重要なことです。
その基本的信頼感を作るのが笑いの大きな役割だと思います。
そのために、人間はわずか生後2~3か月にして既に
社会的微笑を自発的に他人に向けるようになります。
もし今ここに、笑うに笑えない程悩みが深く、
他人に対して笑い掛けられなくなってしまったら、
それは個人的にも社会的にも危機だと考えるべきでしょう。
鏡の中の自分に向かって語りかける。かつて母親にそうしてもらったように、
あなたを一番理解しているあなたが、自分自身を信じ励まし勇気づけ、
時には叱り、最後は笑ってプラスの感情で寝床に入る。
是非これをやってもらいたいです。明日の朝を気持ち良く迎えましょう。
そしてそんな日が増えてくれば、夜寝ている間にあなたの脳は十分に休まり気持ちの良い日が増えてくる事でしょう。
鏡を見ると照れくさいし、鏡を見ること自体嫌いな方もいらっしゃいますが、最初は作り笑いでいいんですよ。
作り笑いはいつか本物の笑いに必ず変わってきます。
何か笑える事を想像しても良いですね。
嫌な上司が豚になった想像をして、想像の中でいじめてやりましょうよ。
そんな事で罪悪感を感じる必要はありません。嫌な上司は実際には人間のままですし、誰も傷ついてはいません。
あなたはそうすることで、嫌な上司を客観視して気持ちに余裕ができているんです。
生理的な効果
笑いによって交感神経と副交感神経の頻繁な切り替えが起こってきます。
そしてリラックスした副交感神経が優位の状態になってくるのです。
副交感神経は、安らぎ・安心を感じた状態のときに優位で
副交感神経が優位な状態が続くとストレスが解消される。
素晴らしい働きをしてくれる副交感神経。それをもたらす方法の一つが笑いです。
立派に私たちの健康な人生に役立ってくれる笑いをもっと活用していきましょう。
具体的な笑いの生理的効果
アンチエイジング・ホルモンの分泌が高まることが発見されました。