輸入レモンで作った塩レモンは農薬まみれで怖い
カリフォルニアからの輸入レモンには、ポストハーベストといって、船で輸出している時に腐らないように、5種類の農薬がたっぷりと使われています。ちょっと信じれれないかもしれませんが、船に乗せている輸送コンテナは熱帯地域を通るので、コンテナ内は気温50~60℃、湿度は90%以上になるので害虫やカビを防ぐ対策がないと腐ってしまいます。
柑橘類の防カビ剤は極力皮をむいて口に入れないようにします
畑で使われている農薬は、太陽の光である程度分解・蒸発するんですが、輸送の時に塗布され密閉されたコンテナの中の農薬は、濃度の高いままで残留します。
農薬は遺伝子異常、発癌性など体に悪影響を及ぼすので見過ごせません。そういう農作物が輸入されている事が驚きですが、日本の食物の安全神話は崩壊しかかっていると考えましょう。
国産の収穫後の農作物には使う事が禁止されている農薬も、レモンなど柑橘類の輸入農作物には許可されてる防カビ剤。そういう防カビ剤は7種類あります。一番怖いのは毒性が高すぎて日本では禁止されているオルトフェニルフェノールです。
- オルトフェニルフェノール
- チアベンダゾール
- ジフェニル
- イマザリル 等々
防カビ剤は食品添加物の扱い
そんなに毒性の高い防カビ剤の使用が許されているのは、防カビ剤が「食品添加物」として扱われるためです。なんと馬鹿なという思いですが、輸出国のアメリカからの圧力がかかったてために、防カビ剤を「食品添加物」として認めざるを得なかったからです。こういう例はこれからも沢山でてくるでしょうから、うかうかはしてられません。
防カビ剤より怖いマイコトキシン
ポストハーベストに注意しなくてはならないのは柑橘類だけじゃありません。
プラム、さくらんぼ、じゃがいも、かぼちゃ、ナッツ、小麦、とうもろこし、米などたくさんあります。さきほど書いたように、コンテナの中で腐らないように防カビ剤を使うんですが、一番怖いのは防カビ剤では無くて、マイコトキシンというカビ毒です。なかでもアフラトキシンは天然物質で発癌性はダイオキシンの10倍と言われるほど怖いんです。
防腐剤より怖いカビ毒ですが、防腐剤だって口にすべきじゃないんですから、これはもう輸入農作物そのものは、外食産業などで使っているものですから安心はできませんね。外食そのものも美味しいからと言って安心はできません。やはり国産の食材の方が安心できます。