大切な人が悩んでいるときのグチ聞き成功法
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愚痴を聞いてあげるたびに相手に不満を感じさせていませんか?
相手のグチを聞いて、逆に説教などすれば相手は二度と話そうという気にはなりません。
この人は私の事をわかってくれたと思ってこそ、愚痴を聞いてもらった甲斐があるというものです。
大切な人の愚痴はあなたに信頼が生まれるような聞き方をしましょう。
グチを聞く目的は相手に元気になってもらう事です。
閉ざされた部屋で愚痴を聞かない
閉ざされた部屋は、空気がグチ一色になりやすいものです。
あなたも相手のグチに同調してグチを拡大させるだけに終わるか、反論をして相手に不満を感じさせて終わるかになりやすいのです。
閉ざされた部屋ではなく、もっとオープンな開かれた場所でグチを聞きましょう。といっても話が周囲に丸聞こえという場所もさけましょう。
適当に区切られ、プライバシーが保てる場所を選んで、さあグチを聞いてあげましょう。グチを聞いてあげた結果相手に元気になってもらうのが目的ですよ。
相手のグチを否定しない
グチを否定も肯定もしない。「そうなの、大変ね」という言葉は否定でも肯定でもありません。相手の言葉をそのまま相手に返すようにすると、相手は返された自分の言葉を少し冷静に考えることができます。
本人が口にしない相手の良さを伝えてあげる
マイナスの感情に支配されているときは、マイナスの言葉ばかりが出ますし、人は案外自分の良さに気付いていないものです。
相手のグチを否定せずに、相手のできている事や相手の良さを伝えてあげましょう。
間違っても相手のグチを根ほり葉ほり聞いて問題の深堀はやめましょうね。
聞き役に徹するのが原則ですし、相手のプラスの面を伝えていくというのがコツではないでしょうか。
ちょっとしたプレゼントがあれば尚嬉しい
相手の好きな料理を注文し一緒に食べる。かなり親しい間柄であればスキンシップも有効でしょう。ためになりそうな本があれば、プレゼントしてあげましょう。
あなたの好意が大切な人の重荷になるとき
~してあげたという意識があれば相手に伝わります。それは相手にとって重荷ですし、あなたへの信頼が揺らいでしまいます。
してあげたことは務めて忘れましょう。見返りを求めてしてあげたのであれば、それは大切な人にするべきことではなかったのです。
言葉をかえれば、自分を良く思われたくてした行為なら、相手の事を考えたのではなく、自分が相手から良く思われるためにしたのです。
見返りを求めない好意なんてある?
もう一度見返りを求めない、相手の事を大切にするための好意について考えてみましょう。
その人が喜ぶことがあなたの喜びであり、あなたへのご褒美だと思えるようになったら、あなたは大切な人のグチを聞く名人になれたということです。
本物の好意というのはそういうものです。そういう境地に方向性を定めて少しずつ前進しましょう。