ストレス解消運動のための運動量をピタッと適切にする方法
あなたにとって適切な運動強度を知る事が重要です。せっかくの運動が却ってあなたに負担をかけすぎると体へのストレスは却って大きくなり、免疫力低下や何らかの問題を引き起こす可能性があります。どの程度の運動の強さなら運良いのか、以下の運動強度を超えないように調整してみて下さい。
スポンサードリンク
誰でも簡単に使え実用性のあるBORGスケール
最大心拍数 | (220-年齢=最大脈拍数)×0.6~0.9=適切な運動強度 |
---|---|
BORGスケール=主観的運動強度 | 疲労困憊の段階を20点とし、 “非常にきつい”を19点、 “かなりきつい”を17点、 “きつい”を15点、 “ややきつい”を13点、 “楽である”を11点、 “かなり楽である”を9点、 “非常に楽である”を7点、 “安静時状態”を6点 として対応させた心理的尺度表 |
新(修正)ボルグスケール | 呼吸困難を感じない(0)、 非常に弱い(0.5)、 やや弱い(1)、 弱い(2) 多少強い(4)、 強い(5)、 とても強い(7)、 非常に強い(10) となっています。 |
心拍数は15秒間計測してその脈拍数に4をかけます。
一分間も計るのは大変ですし途中で数え間違ったりするので(笑)、私もこの15秒計測を使ってます。
BORGスケールはリハビリテーションの分野で良く使われます。このスケールで 楽~ややきついぐらいと感じる運動が適しています。それに加えて心拍数を目安に運動強度を決めます。主観的なスケールとはいえ、自覚的なものですから非常に有用です。
なんだ、そんなに楽だったりせいぜい少しきついぐらいの運動が効果あるのだろうか?と疑問に思われるかもしれませんが、適度に免疫力をアップする運動としてはこれを守るべきです。激しい運動をするアスリートの免疫力は決して高くないのです。ここで取り上げる運動はあくまでも健康になるためです。
それから、軽いストレッチ程度の運度は別として、強度のある運動をしてはいけない条件を上げておきます。参考にしてください。
エントリー除外条件
簡単なストレッチや体操程度なら、様子を見ながらすることもできますが、ある程度負荷のかかる運動では、下記に該当する人は原則的に運動はやめておいたほうが良いでしょう。
脳卒中など早期リハビリが非常に重要ですが、飽くまでも医療の監視下で行うものです。
しかし、半年といえば退院して在宅生活を送られている可能性も高いので信頼できるお医者さんと相談してください。
スポーツセンターで必ず血圧測定をしながら運動しましょう。
絶対除外条件 | ①最近6か月以内に心臓発作、脳卒中発作を起こした ②急性の肝機能障害、または慢性のウイルス性肝炎の活動期である ③糖尿病があり ・過去に低血糖発作を起こした事がある ・空腹時血糖200mg/dl以上である ・網膜症、腎症などを合併している |
---|---|
かかりつけ医と相談の上判断する条件 | ④血圧値が上が180mmHg以上あるいは下が100mmHg以上である ⑤何らかの心臓病がある⑥急性期の整形外科的疼痛、および神経症状がある⑦骨粗しょう症で、かつ圧迫骨折の既往がある |
スポンサードリンク