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全ての病気が冷え取りで治る、なんて大袈裟だと思う人は何も知らないのよ


2015-11-02 06.22.32

最近まで知らなかったんですが、進藤義春先生は「冷えとり」で超有名なお医者さんなんですね。「全ての病気は冷えが原因」と言われても「ある程度はそうだろうけど、全ての病気ってのは大げさじゃないの?って思ってました。

じゃあ、「今は信じてるからこの記事を書いてるんだろ?」と突っ込まれたら、「信じるかどうかは別として体験してみるしかない」ですね。^^;

これは安保徹先生が「低体温と低酸素が病気の原因」と言われてるのと似ています。カン違いでしょうかね。相当関係しているんじゃないかしら。そのことについても考えますが、今では超有名と知った「冷えとり」は実践しなくちゃ意味がない典型例です。これで健康になれば儲けものでしょうぐらいの取り組みでもいいんじゃないでしょうか。

なんでもそうだけど。知っただけじゃそれだけに終わるので、冷えとりやってみます。というのも、最近年のせいかあちこちにガタがきてるんですわ。もっと若いときから健康的な生活できなかったんか?と突っ込まれたら返す言葉もありません。

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冷えって何?

冷えとりでいう冷えってなんでしょう。冷えとは体の上下の温度差ができた状態の事。これが「冷え」だそうです。たとえ上半身の体温が37℃あっても足は31℃しかないということは珍しくないそうです。特に女性に悩んでる人が多いそうですね。本当は男性にもしっかりあるそうですよ。

私は体温計で脇の下を測ると35.5℃しかないので、これは立派な!低体温です。でも冷えはそういうことじゃなくて、正常体温でも足が冷えている、温度差が大きいことが特徴のようで、自覚がある場合もない場合もあるようですよ。私、足が冷えてるとは思わないけど本当は冷えがあるのかもしれません。これからの実践でわかるはずです。

冷えがあっても気づかない人についてですが、足が火照るような人は冷えとは信じません。でも実際には足元を冷やしたまま上半身に重ね着をして温めていると、反射で足元が火照ります。これも「冷え」らしいんです。

東洋医学では冷えがあると、血行がわるくなり同時に気のめぐりも悪くなると捉えます。安保先生が35℃台の低体温が病気の原因だと言われていますが、その場合に「冷え」があれば足は更に低い体温になっていて相当にまずいでしょう。「低体温」+「冷え」が一番ダメな状態と言えそうです。

目的は毒だし

何のために冷えとりするの?冷え取りしたらどうなるの?って疑問は最もです。自分もその段階なのでお答えはできないんですが、先生や実践者によると体に溜まった「毒だし」をするそうです。冷えとりで履いた靴下が出した毒で破れたりとか、本当にあるようです。そこのところ体験してみたいなと思ってるわけです。

まずは「冷えの自己診断」をしてみましょう

以下、冷えの特徴です。

のぼせやすい(上半身、特に顔が赤くなって汗が出やすい)
暑がり
直射日光が苦手
熱い風呂が好き
冷暖房の効いた部屋に入ると具合が悪くなる
丼ものや麺類を食べると鼻水が出る。

冷えがたまると血の巡りが悪くなる。すると、老廃物や疲労物質が体の外へ出ていかない。⇒
その結果、体が何となく重くてやる気が出ない⇒やらなければと思いながらもついズルズルと先延ばししてしまう。*寒がりの人や汗が出ない人は、もっと重症の冷えを抱えているそうです。

⇒年を重ねるごとに、凄い暑がりになっています。夏は頭が燃えるようで上がらないほどです。冷えは自分のことかもと疑いを持ちました。皆さんはどうでしたか。冷えが体に悪いということは、実感としてはありますが、突き詰めて考え、実践したことはないので、まずはできることから。

冷えとり生活の実践

常に下半身を温める

1.毒出しがしやすい衣服を身に着けるという考え方です。老廃物は皮膚表面からも排出されているので、当然のことです。
2.毒をためない天然素材を身に着ける。
絹、綿、麻、毛など。化繊は毒の排出を妨げて炎症を起こしやすい。皮下に毒が溜まってしまうから、毒を排出しようと炎症が起こっているのです。炎症を止めるべきではないのですが、そもそも天然素材でないことが問題です。
3.腰から上は真夏に近い服装。真夏以外は腰から下は真冬と同じ服装にするが、足元だけは真夏でも真冬同様に温める。
4.体が不調なときほど半身浴を長めにしたり、靴下の枚数を増やしたりします。
頭寒足熱が大事。上半身をいくら温めても足元が冷える格好はやめましょう。富士山のイメージで下半身は重ね着をして足元を温めます。夏も冬も基本的には同じ富士山のイメージです。真夏でも靴下の重ねばきで足元を温かくします。夏でも冷えはありますから。
5.食事はおいしく感謝して食べる。自分が食べたいものは食べるが、つい食べ過ぎたら次の食事を軽めにしたり、抜いてみたりします。(当たり前の普通のことですが、ついつい毎食食べ過ぎる傾向があります)

 

頭寒足熱を目指そう

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低体温でなくても下半身の「冷え」かもしれませんし、低体温ならもっと危険な状態だといえます。冷えがあると全身の血管がいつも平均して少しだけ縮んでいるので、「自然治癒力」に狂いが生じるのです。

要はゆったりしていないと交感神経が緊張して、それにより筋肉が縮まるんですね。すると血管も縮まる。結果血流が悪くなるということに。当然低体温になるので、温度に働きが左右されるタンパク質である酵素。

この場合は代謝酵素が十分に機能する温度よりも体温が低くなると「自然治癒力」が低下します。35℃台の人は危険信号です。癌は低体温が大好きですからね。

食べ過ぎたり、飲みすぎたり、タバコをすったりするような生活習慣を続けるとどうなるか。更に「冷え」を強めてしまい、血管が部分的に強く縮んでしまいます。時には短時間の間、血行が殆ど止まってしまうようなことさえあります。

身体のどの部分で「血行の異常」が起こるかで、病気になる部分が決まってきます。昔のお坊さんは「頭寒足熱」といいましたが、健康な状態を一言で言い表しています。知恵なんですね。

早めに冷えを取ると病気にならずに済む

血圧が高い、血糖値が高いなど検査数値で異常がわかる状態では、冷えは相当酷い状態になっていて、「冷えとり」の効果が出るまでには相当の時間がかかることになります。

自分や家族の冷えが少ないうちでしたら、早くとれるので「冷えとり生活」を始めましょう。冷えを取り去って自然治癒力が十分働ける身体にしましょう。

婦人系の病気で苦しむ女性の悩みを救う冷えとり

余命3か月と宣告された子宮がんの女性が、金属ブラシで子宮をなで回されるほどの物凄い痛みと大出血に耐えて、冷えとり3か月の実践で3か月後には友達も驚くほど元気になったといいます。

多くの女性の悩みになっている生理不順も冷えと食べ過ぎに注意すれば解消されるといいます。生理不順は卵巣へ行く血管の循環障害が第一の原因だといわれます。

女性はたまりやすい古血を冷えでとると良いそうです。冷えがとれると生理が長引いたり、不規則だったり、生理痛になることはないのです。

一生妊娠できないと言われた女性や高齢妊娠の女性が冷えとりで無事に出産されています。婦人科系の器官が健康になるので、苦しいつわりもなくなるそうです。胎児の発育も早く普通よりも2~3週間早く生まれてきて、出産の痛みもないのです。

 

冷えとりでいう毒とは

放射能やカドミウム、食品添加物のようなものはもちろん毒ですが、冷えとりでは、普通の食べ物であっても甘いものを食べすぎると毒になるというとらえ方をします。さらに意外なのは、冷えとりでいう毒とはもともと目に見えないもので、物質的な毒だけでなく精神天気な毒があると捉えます。ストレスは毒であり、冷えの原因でもあるといいます。

しかし、少し考えれば精神的なストレスは自律神経のバランスを狂わせるので、免疫細胞である顆粒球の割合を増やし、胃炎や胃潰瘍といった組織を破壊する病気になってしまいます。

  • この毒は冷えを細目に摂る生活で取り除かれていきます。
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