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ストレスや誤解をうまない伝え方


誤解とストレス
思いは結構曖昧なものです。自分の思いは人の受け売りではないか?自分で考えて出した結論なのか?そしてそれは相手にとってはあなたの価値観を押し付けられるだけのことじゃないのか?

なんて考え始めると、自分の思いをうまく伝えることの難しさがわかります。
自分の思いを伝える前に、相手の思いを聞いてから考える。⇒ それから自分の考えを伝える。順番をこのように訂正しましょう。

相手の言っている言葉の意味を確認をせずに自分の思い込みで相手の言葉を誤解するってことは多いんですよ。「あなたが言ったのはこう言う意味ですか?」と確認していますか。

そうしないと、誤解が誤解をうみ悪口、陰口のつまらない時間と人間関係になってしまうこともあります。

日本人に多い会話に「あれ」「それ」と代名詞で話したり、言わなくても察しているだろうと勝手に思い込んで、結局話が通じてなかったという経験はたいていの人があるんじゃないでしょうか。

「あれ」じゃなくて、具体的な事をいいましょう。「ちゃんとやってください」と言わずに「これこれをここまでやってください」と指示を出しましょう。それでも相手がやらなければ、相手の能力が足らなかったのかもしれませんね。あなたの裁量ミスということかもしれませんね。

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相手と会話する前にまず自分自身ときちんと会話をする

なぜそのことを伝えたいのか?その理由が分かることが大事。他のことではいけないの?そう自分に問いかけて話すことを煮詰めていく。

結局相手とのコミュニケーションがうまくいく、うまく伝わるのは、まず自分との会話ができている事が前提のようですね。独りよがりで話をしていないか?自分のことしか考えないのでは、うまくいかなくて当たり前、本当はあなたに責任があるのに、相手が悪いという結論になってしまいます。

もしあなたが、言葉が喋れなくなったらどうしますか?筆談も難しいとしたら、ジェスチャーでも なんでも必死で伝えようとしますか?そういうあなたの一生懸命さを感じて相手も一生懸命聞いてくれたら、とても嬉しいはずです。

脳卒中になると失語症という言語障害になることがあります。自分の言いたい言葉が出てこない。この苦しみは障害がないものにはわからないのですが、そのときに言葉の重要さを思い知るわけです。

人間はどんな障害を持とうが、認知症になろうが、コミュニケーションが一番重要です。
自分の本当の考えを誤解をうまないように言葉で伝える努力を することは、もしかしたら最も重要な人間関係の技術かもしれませんね。

まず相手の考えを聞いてみる。⇒ 相手の言葉の意味を確認する ⇒ それからあなたの考えを伝える。この順番を守るだけでも随分と関係性は上手くいくことでしょう。

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