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介護予防と運動について


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介護予防に重要な適切な運動と適切な社会関係についての情報

健康生活は高齢になれば、介護予防という事が重要になってきます。
どうすれば介護状態にならずに健康生活が送れるのか、誰もが知りたいことだと思います。
今日はその重要なポイントの内の「運動」について情報提供をします。

 

男性の場合、要介護の41%の男性が脳卒中がきっかけとなっています。

要介護になる大きな要因として脳卒中が占める割合は、男性の場合41%、女性は19.1%程度です。

そのためには男性の場合特に食事に配慮して生活習慣病を予防すること。これが重要となります。
一方女性の多くは筋肉・骨・関節の衰弱が大きな要因になっているのが特徴です。

女性の場合は適切な運動の継続が重要になります。

女性の場合には、適切な運動をして特に体を支えてくれる筋肉(抗重力筋という)を
強く保ち弱らせないことがとても重要です。
[important]体幹でいうと、腹筋、背筋

下半身では、お尻の筋肉、太ももの筋肉(太ももの前面、内側、後ろ側、外側)、ふくらはぎの筋肉(特に内側)向う脛の外側の筋肉、足の指を動かす筋肉などが運動のターゲットとなります。[/important]

介護予防と運動で鍛える部位

具体的な運動についてはまたの機会に触れます。
例えば体重が重すぎたり、太腿の筋肉(特に内側)が弱ると
女性に多い膝が変形して関節症となり痛みを伴い歩くのが苦痛となり
徐々に歩けなくなってきます。下図のO脚となり痛みが生じてきます。

 

高齢者の膝関節疾患

そういう人の膝関節を横から見てみると充分に伸びなくなっています。
いつも膝を曲げたまま歩くことになり、痛みとの悪循環で、やがて歩行困難になります。
高齢者の膝関節疾患2

膝が曲がると結局背中が丸くなり(円背)、歩き方も、姿勢も悪くなります。
これが要介護につながる大きな要因の一つですね。
それを予防するためにしっかりと運動をする。
上の図の筋肉を鍛えるような運動です。

継続して続けていけば、たとえ今要介護状態であっても、随分動けるようになってきますよ。
どうでしょうか。
男性にも今述べたことは共通しています。
こういう状態にならないように、予防することは難しいことではないんです。
ちょっとした運動を継続できれば介護予防は実現できるんですよ。
ただ、運動は一人で継続することは簡単ではないんですね。

 

老人クラブやスポーツセンターなど色々と運動できるところはあるはずです。
地域によっては老人施設が、地域貢献としてリハビリ教室を主宰していることもありますから調べてみて下さい。

もちろん既に要介護の方はデイサービス・デイヶアで運動の充実しているところ
を探してみて下さい。運動でなくてもレクリエーションの中で充分に体幹や下半身の
運動が取り入れられていればそこでも結構ですよ。

 

因みに下のチラシは私がある施設で行っていた地域の高齢者サービス(無料)です。
長くなったので、ここで一旦終わって続きは次回に回しますね。

高齢者のリハビリ体操

 

 

 

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